こんにちは。
『はぎわら歯科クリニック』院長の萩原です。
昨日に引き続き、妊婦さんの歯科治療についてお話したいと思います。
歯科治療では、放射線は心配の１つではないでしょうか？
結論から申しますと全くと言っていいほど心配がありません。
医科のCT 10msv。
自然界から年間に受ける放射線量は2,1msv。
東京ーニューヨーク間 飛行機往復0.1msv。
歯科のレントゲン 0.01msv。
口腔全体を撮影するものでも 0.03msv。
歯科のCTで 0.1msv。
妊婦さんが飛行機で旅行するより被曝量は少ないのです。
さらに撮影時には防護エプロンでお腹は守られます。
デジタル化にともない、さらにさらに被曝量は下がります。
歯の痛みを我慢してしまったり、口腔内の環境が悪化してしまう方が体には良くないと
個人的には思っています。
１人でも歯科に来るのは不安です。
大切なお腹の赤ちゃんがいれば心配も２倍になるかと思います。
我々歯科医師も患者さんの思いを汲み取れるよう心がけて診療したいと思います。
